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緋襷(ヒダスキ)の焼成方法

こんばんはこくうです。

今日は緋襷について私なりに説明を...

備前ネタが多いですが、そこはお許し下さい。

緋襷…

時代としては、室町~もしかしたら鎌倉の物も、有るかも知れませんが。

キーポイントである桃山以前から有ります。

専門書などでは、窯の中で作品同士が、くっつかない様に

ワラを作品の間に挟んだのが、きっかけだそうです。

その際ワラに、触れた部分が赤く変化します、それが緋襷です。

コントラストの美しさから、白系の土で緋襷を狙う事が多いようです。

では何故、土にワラが当たっただけで、赤い発色が得られるのでしょうか?

偉い方が研究されて、そのメカニズムは解明されている様ですね。

私が体感的に思うのは、土が焼ける時に(例えば1200度とか)

ワラ(稲藁)の中に含まれるkcl(塩化カリウム)が粘土の中のカオリン

と反応する為だと思います。

窯の温度が700度位で粘土中の結晶水が抜けます。(完全に乾燥)

この時カオリンはメタカオリンに変化し(焼結しつつある状態)

メタカオリン中にk(カリウム)が取り込まれます。

残されたcl(塩素)は塩素ガス化します。

この塩素ガスが、粘土中の鉄分を表面に集め

赤鉄鉱を生成します。(これが緋襷です)

ちょっと頭が疲れたので、休憩します...。(こんな記事だれも興味ないだろうな…)




以前、焼いた物です。

a徳利

a徳利2

緋と言うよりオレンジぽいですが...

焼成はず~と酸化焼成で焼いてます。

ねらしはせず最高温度(1190度)になってすぐ火を止めました。

小さな窯ですから急冷です。


きちんと還元かけてから、酸化に戻して徐冷

今度の窯で試してみます。

狙うのは、くっきりと濃く赤い緋襷

白くて硬すぎない土味

この2つが目標です。

緋襷は、緋色と土味だけで表現するので

何も誤魔化せません、ですが土の良さはストレートに伝えられる。

重要なテーマです。

でわでわ!

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備前

Comment

火襷いいですね

火襷いいですね。個人的には平べったいお皿にかかっている細いものが野趣あふれて好きです。火襷自体は、5世紀の須恵器からあるそうですよ。これは狙ったものではなく、自然と付着したもののようですが。
毎回、ブログ、楽しみにしています。
  • 2012⁄08⁄30(木)
  • 23:56

おお雨男博士さん!

本当に私の様な、狭い世界でしかも落書き程度のブログを、読んで下さり
コメントまで頂けるとは...。嬉しい限りです。

> 火襷いいですね。個人的には平べったいお皿にかかっている細いものが野趣あふれて好きです。
ああいいですね、あまり反ってない皿に、こうペターとね細いのが、分かります。

>5世紀の須恵器からあるそうですよ。
へー5世紀から!知りませんでした、やはり古い所はお強いですね~。

>毎回、ブログ、楽しみにしています。
嬉しいですね!有難うございます。
  • 2012⁄08⁄31(金)
  • 00:40

コメ返の早さに驚きました

ありがとうございます!
そうです、平たい皿に。ぼた餅とセットだとなお。
あと、古代のもの(現代にも?)には、ネズミの爪痕がついた焼き物もありますよ。陶工は・・・怒ったでしょうね。
  • 2012⁄08⁄31(金)
  • 00:52

雨男博士さんいらっしゃい×2

コメ2連投有難うございます。

>コメ返の早さに驚きました
自分で自分のブログ内をウロウロしておりまして...お恥ずかしい。(どんだけヒマやねん)

>そうです、平たい皿に。ぼた餅とセットだとなお。
ぼた餅があって、その中に緋襷があって、外が胡麻ですかね。景色と変化があり楽しめそうですね!

>古代のもの(現代にも?)には、ネズミの爪痕がついた焼き物もありますよ。陶工は・・・怒ったでしょうね。
なかなかマニアックな話しですね。(笑)この爪痕についてはね~それこそご専門の須恵器とかでもあるんで
しょうけど、代表的なのは、金海茶碗とか丹波の壺とかですかね「猫掻き手」なんて呼んで、ひとつの見所として捉えてますね。(博士に向かって偉そうにスイマセン..)
金海や丹波に限らず、各産地にあると思います、私も金海や丹波、珍しい所では備前でも見た事があります。

ネズミかどうか分かりませんが文字どうり猫やイタチとかビクッとしてテンパる動物はやりかねませんね。
物を鑑賞する時に、その様なイレギュラーというか事故ってゆうか、それがあるといろいろ想像出来るので
楽しいですよね。作った時の空気が感じられるみたいな。
私はどんくさいので良く品物に爪を当ててしまいます。(笑)

  • 2012⁄08⁄31(金)
  • 02:14

ありがとうございます

「猫掻き手」ですね。勉強になります。今度探してみたいと思います。偶発的な痕跡を干渉するっていいですよね。火襷やぼたもちもそうですが、「見立てる」っていう鑑賞方法はすごいことだなあと思います.
爪の痕跡も考古学的には重要だったりしますよ(指の動作とか、けっこう重要な情報だったりするのです)
  • 2012⁄08⁄31(金)
  • 07:54

No title

コメントのやりとり、興味深く拝見しました。
ひたすら「へえー」の連発です。

備前の登り窯を見学した時、緋襷(火襷だと思っていた(^^ゞ)を知りました。
とてもきれいだと思いました。

「緋襷」素敵なネーミングです。昔の人のセンスを見習いたいです。
  • 2012⁄08⁄31(金)
  • 11:51
  • [edit]

雨男博士さんいらっしゃい×3

コメント有難うございます!。
>「猫掻き手」ですね。勉強になります。今度探してみたいと思います。
とんでもない、こちらこそ勉強させて頂いてます。またご指南下さいね。

>爪の痕跡も考古学的には重要だったりしますよ(指の動作とか、けっこう重要な情報だったりするのです)
そうなんですね、この仕事は細かい所まで、誰かに見られるんですよ~。つい最近も「高台に勢いがないな」
って言われました、泣きそうでした。

>「見立てる」
良い話題ですね!これについては、またゆっくりと書きたい内容ですね。

  • 2012⁄08⁄31(金)
  • 12:52

しのぶもじずりさん! いらっしゃい。

コメント有難うございます。

>コメントのやりとり、興味深く拝見しました。
>ひたすら「へえー」の連発です。
興味を持って頂けるなんて、本当に嬉しいことです。

>備前の登り窯を見学した時
こちらに来られた事があるんですね!言って下されば案内しましたのに。(笑)

>「緋襷」素敵なネーミングです。昔の人のセンスを見習いたいです。
そうですよね、漢字や言葉の選び方が、上手いですよね。
個人的には「火襷」も、面白いなって思います。


  • 2012⁄08⁄31(金)
  • 13:42

No title

初めまして、
初コメです。
綺麗ですね。
わたしも焼きたいんです。


ひだすきってガス窯だとさやにいれなくてもそのまんまできるんですか?
  • 2013⁄02⁄25(月)
  • 09:40
  • [edit]

うぁ!シェラさんコメントありがとうございます^^。


シェラさん初めまして~^^。

ブログを拝見させて頂きました。
立派な窯をお持ちですね~。(ガス窯良いですよね)
何より楽しんで作られてるのが伝わって来ました^^。

> ひだすきってガス窯だとさやにいれなくてもそのまんまできるんですか?
まず窯は何でも焼けます。(電気 灯油 ガス)
私は緋襷を焼くときにサヤは使わないですね~。

緋襷を焼く時は緋襷だけで焼いた方が良いかもです。
(釉モノと焼くことも可能ですがワラの灰が多少は舞うので…)
ちなみに窯詰めは素焼き感覚で作品同士がくっついても大丈夫です。
(私は棚を組んで緋襷を焼いた事ありません)

備前の土は乾燥キレが出やすいですがゆっくり乾かしてゆっくり焼けばきっと成功します…
また何かあれば気軽に言って下さいね~^^。
  • 2013⁄02⁄25(月)
  • 10:45

早速にありがとうございます。

本当は、ちいさな電気窯を購入するつもりでした。
でも、買いなおしが簡単にできないからと悩んで居たところにこの窯が中古で出現しました。
ついつい、飛びついてしまいました。

何もわからないまんま始めたんで、
ちょっとばかし無謀かもと自分でも思っています。
またお邪魔させてください。よろしくお願いします。
いろいろご指導ください。
  • 2013⁄02⁄25(月)
  • 12:25
  • [edit]

あっ。火襷の

火襷の方法ありがとうございます。

サヤの中にいれて焼いた事はあるのですが、そのまんま焼けるのですね。
大きいのも焼けますね。

楽しみが増えたようです。
ありがとうございます。

備前の土は、しばらくお預けにしようかと思っていました。
時間がたっぷり出来たときに挑戦してみたいです。
  • 2013⁄02⁄25(月)
  • 12:44
  • [edit]

はっ!シェラさんコメントありがとうございます^^。

シェラさんこんばんは~^^。

> 本当は、ちいさな電気窯を購入するつもりでした。
> でも、買いなおしが簡単にできないからと悩んで居たところにこの窯が中古で出現しました。
> ついつい、飛びついてしまいました。
窯との良い縁があったのでしょうね~本当にそう思います。

> 何もわからないまんま始めたんで、
> ちょっとばかし無謀かもと自分でも思っています。
> またお邪魔させてください。よろしくお願いします。
> いろいろご指導ください。
私で宜しければ何なりと~^^。
こちらこそ宜しくお願いします。
  • 2013⁄02⁄25(月)
  • 16:19

うぉ!シェラさんコメントありがとうございます^^。

シェラさんこんばんは~^^。

> 火襷の方法ありがとうございます。
いえいえ上手くいくと良いのですね~。

> サヤの中にいれて焼いた事はあるのですが、そのまんま焼けるのですね。
> 大きいのも焼けますね。
そうですね!大物も楽しそうです^^。

> 楽しみが増えたようです。
> ありがとうございます。
そうおっしゃって頂けたら嬉しいです~。

> 備前の土は、しばらくお預けにしようかと思っていました。
> 時間がたっぷり出来たときに挑戦してみたいです。
ゆっくり取り組んで行きましょう~^^。

私も何も分からずはじめて、分かんない事はネットか本で調べました。
不安な気持ちやなかなか上手くいかない苛立ちも分かるつもりです。

何でも遠慮なしに言ってくださいね~。
  • 2013⁄02⁄25(月)
  • 16:54

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